【デザイナーコラム】イメージの違いを知る

こんにちは。

パステルIT新聞編集スタッフの山本です。

パステルブログ。幼稚園・保育園に特化したホームページサービスのことです。
そのデザイナーになって約1年。
制作したホームページ数は10を超えました。

そのなかで気づいた、園の先生とデザイナーの「イメージの違い」にまつわる話を、今回はさせていただこうと思います。

ホームページをつくる際に、まず園のイメージカラーや特色、キーワードについてヒアリングをします。
たとえば以下のような返答があります。

  • 園児の自主性を育てるための自由保育に力を入れているから活気のある色を使ってほしい
  • 自然の中で健やかな保育をしているので緑色を使ってほしい
  • 英語教育に力を入れているので、クールでスタイリッシュなデザインにしてほしい
  • 保育園なので、可愛く、幼稚園らしいデザインにしてほしい

などなど。

それを聞いて、こちらも理解をしたつもりで制作を始めますが、たまにデザイン案をお見せした時に
「色が違う。もう少しこのような色にしてほしい」
「この角が固そうな印象なので丸くしてほしい」
と、最初のヒアリング時のイメージと違うことを仰る先生がいます。

最初のうちは「え……言ってることが違う……」と感じていましたが、
よくよく考えてみると、先生は最初から一貫して同じイメージを持っていて、
こちらがそのイメージを捉えきれていなかった、というケースが多いです。

その原因として、先生はデザインの知識を持っていないが、
こちらはデザイナーなので、色の与える印象など、ある程度デザインの知識を持っている
ということでした。

先生は現場で子どもたちを見ながら、イメージをする。
たとえば、元気で活発な色、というと赤、オレンジ、黄色のような暖色系を想像することが多いですが、
園指定の帽子の色が青なので、園児が外で元気に走り回っている姿を毎日のように見ていると
「元気で活発な色といえば青」というイメージがついてしまうこともあるようです。

そのことを知らずにデザインを始めると、先生の想像する園のイメージとはかけ離れたデザインになってしまい、
後々に「ここの色をもっとこうして」という要望をいただいて「あれ?」と思ってしまうのではないでしょうか。

このイメージの違いは、ホームページ制作だけでなく、
園を相手とするサービス全般に言えることではないでしょうか。

企業を相手にバリバリ営業をしてきた敏腕営業マンが、
園を相手にすると思うように腕をふるえない、なんてこと記憶にありませんか?

これを回避し、園とのイメージの違いを解消するには、なんといっても園を知ることが大事ですね。
とは言っても、幼稚園、保育園、こども園という大きな括りで知るのではなく、
○○幼稚園、○○保育園、○○こども園、と特定して知り、その園に対する独自の接し方が必要だと感じます。

園は企業以上に特色が強いが、企業ほど外からは感じ取れない。そんな気がします。

あなたの相手の園は、どのような特色、イメージを持っていて、なにを必要としているのでしょうか?
ぜひ、じっくりと考えてみてください。

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