こんにちは。
パステルIT新聞編集スタッフの八木です。
AI、IoT、クラウドなど、
皆さまも日々感じていることと思いますが、「IT社会」と呼ばれる現代。
ここ30年程で、ITは目覚ましい進化を遂げてきました。
パソコンのメモリに至っては、数千倍の規模で発展しており、
明らかに仕事がスピードアップしていることがわかります。
私も毎日パソコンを使って仕事をし、外出先ではiPadを使って新聞の原稿を執筆することも。
様々な情報をデジタルで編集・管理していますが、
それでも紙の本を読んだり、頭の中でまとまらない考えをメモ用紙に書き留めて
思考を整理したり、アナログな感覚も好きです。
最初から最後まですべてをデジタルで完結するのではなく、
デジタルとアナログそれぞれの良さをきちんと理解した上で、
お互いを上手に融合させて使っていくことが大切ですよね。
園業界では、名簿やおたよりづくりなど、手書きで管理されている感覚が根強く残っており、
幼稚園・保育園・こども園の先生方も、そちらのやり方を続けている方も少なくありません。
人は「変化」にストレスを感じるため、
これまで取り組んできたことをガラリと変えるのには、抵抗があるのではないでしょうか。
それでも、ITの力を借りることで、業務が劇的に改善され、
それに伴って、園児と向き合う時間や手作りの贈り物をつくる時間などを
先生方の残業なしに確保できる可能性は高いのも事実。
「ICT化によって、何か新たに覚えることが増えてもっと大変になるのではないか」という
先生方の「気持ちの負担」をなるべく軽くした状態で、
業務の進化へと導いていくことが大切なのかもしれません。
これまでの「感覚」を残し、活かした「ちょっとした変化」をデザインし、
ステップアップしていく提案を意識していきたいものです。